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2011年07月 アーカイブ

ナイロンの靴下

対日講和条約、日米安全保障条約の調印・発効をめぐって国中が揺れた昭和26年から27年にかけては、経済のさまざまな側面で戦前(昭和9~11年頃)の水準を回復した時期でもありました。


生活にも、ようやく向上の兆しがみえ、人びとの関心は、「食」の充足から「衣」の改善へ向かい始めた。


事実、消費生活のなかでは、この時期、もっとも改善をみたのが衣料品でした。


本来、外貨獲得のため、輸出向けに生産されていた綿布が、26年秋以降の輸出不振のあおりをうけて、どっと国内市場に出回った。


時期、粗悪品の代名詞のように思われていたスフ(ステープル・ファイバー)や人絹の品質改良もすすみ、これに対する需要も高まってきました。


なかで、注目すべきは、ナイロン繊維の登場でしょう。


この時期、ナイロン・ブラウスやナイロン靴下が発売され、早くも流行の兆しをみせ始めているのです。


現在のように、お見合いパーティー 大阪などが少ない時代の話です。


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