ふむふむ その10

Wallasは「政治の研究は今日不満足な状態にあります。

ヨーロッパおよびアメリカの国々を通じて、代議制民主主義は一般に最も優れた政治形態として受け入れられているが、しかしその実際の運営に最も多くの経験を有する人々は、しばしばそれに失望させられ、危惧を感じています。

・・・・・政治に関する諸労作において最近に人間性の諸事実に注意が向けられたことは多くない・・・」(G.Wallas、1908、石上・川口訳)と冒頭で述べ、A.Bentleyもまた、当時の政治学を「死せる政治学・・・統治諸制度の最も皮相的な性質の形式的研究」と鋭く批判しました。

その批判から生まれたものは、G. Wallasにあっては"人間性"研究の重視⇒実証的・理論的な政治意識論・政治行動論の系列であり、A.Bentleyにあっては政党、利益団体、マス・メディアなどの政治集団の重視⇒政治過程論の系列です。

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