« 2010年09月 | メイン | 2010年11月 »

2010年10月 アーカイブ

ふむふむ その6

行動論アプローチ

近年、政治学内部に新しいアプローチが登場し発展してきました。

一般に行動論Behavioralismと呼ばれるこのオリエンテイションは1950年代に登場し、次第に大きな地歩を獲得し、今日では研究者間で広く市民権を認知されるに至っています。

これは政治分析の焦点を大きな政治単位から個人に移行させ、科学的方法を政治学に導入し、データの収集、分析をより厳格・正確に行ない、諸個人の相互作用のパターンや相互関係を明らかにしようとするアプローチです。

行動論が今後、20世紀政治学の最大の知的産物として位置付けられるか否かは予想の域を出ないが19世紀末に始まった人間行動の経験的・体系的・科学的研究への努力が今定着しつつあることは否定出来ません。

その意味で20世紀は行動科学の誕生期として歴史に印されることは確実のようです。

ふむふむ その7

新しいアプローチへの模索

政治行動論登場の序曲としてGraham WallasとArthur Belltleyに言及しておく必要があります。

彼らはインフオーマルな政治過程を重視し、政治制度の強調をその不毛性を鋭くとらえ拒否し、社会学、心理学などの研究成果を貧欲に吸収し、新しい経験主義的政治研究を指向した。

政治学研究の転換期のシンボルであると言っても過言ではありません。

実際政治の経験を持つイギリスの政治社会学者G.WallasはJeanG.Tardo、Gustave Le Bonなどの社会心理学を基礎に1908年にHuman Na-turein Politicsを発表し社会心理学的考察の必要を提言した。

理性と自己利益とによって人間行動が指導されるとは限らないという意味で人間を合理的動物と定義することに疑義を揺んだ。

About

2010年10月にブログ「変わったことわざ」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年09月です。

次のアーカイブは2010年11月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り